桃色(ピンク色)の意味とは?

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桃色(ピンク色)は、「可愛いらしい」「母性的な」といった女性的な印象を受けます。

色彩心理学やカラーセラピーという観点から見ると、どんな意味があるのでしょうか?

ピンク色は、明るいピンクから赤っぽいピンクまで様々あります。

ここでは、それぞれピンク(桃色)、サーモンピンク、ローズ、マゼンタをご紹介します。

ピンク色(桃色)の意味

色の意味 色のキーワード :

無条件の愛 自分を愛する(自己受容) 温かさ 女性的 直観的 若返り やさしさ 思いやり 世話好き 社交的 幸福感 ロマンチック 甘え わがまま 独占欲 傷つきやすい 愛情への渇望 幼児性

4種類のピンク

(1)ピンク(桃色)


ピンクは、赤に白(光)が入った色です。

男女を問わず、優しさや愛情を感じさせる色で、この色に包まれると、人は温かみや安心感を抱くことが出来ます。


感情的な面での「愛すること」と「愛されること」というのも、ピンクのテーマになります。

見返りを求めないで愛せる「無条件の愛」を表すのもこの色の特徴です。

無条件に受け入れるという意味において、「自己受容」という重大なテーマも持ち合わせています。

(2)サーモンピンク


とくに、サーモンピンクのような薄いオレンジ色系のピンクは、子宮内壁の色といわれ、子供に返ったような安心感を感じさせます。

女性性の象徴でもあり、この色が苦手な人は、自分の女性性に抵抗を感じている場合があります。

(3)ローズ


ローズは、明るいピンクです。

赤紫と白が混じったバラのような色です。


このローズを使ったセラピーは、その色を見たり、洋服などを着ている人を美しく、優しく、幸せで健康な人に変えていきます。

そして、ローズを喜んで使えば使うほど、美しく若く元気になっていくので、カラーセラピーにおいては「若返りの色」として大人気の色です。


愛している気持ちを伝えたい時、もっと愛されたい時、愛に素直になれない時、愛の不安が心に影を落としている時に使うと、すんなり愛し、愛され、相手を信じる力が与えられます。


また、血行が良くなり、女性ホルモンの分泌が促されるので、ローズを使う人は、美しく魅力的になっていきます。

(4)マゼンタ


マゼンタには、人を元気にしていく赤と、人を癒して回復させる紫が混じっているので、心と体に傷を負った人が立ち直っていく時の助けになる色です。

マゼンタの色の花を飾ったり、マゼンタの色を化粧や服に使っていくと、「起こってしまったことは、仕方がない」と思えるようになり、自分で自分を認めて愛せるようになります。

そうすると、内側から力があふれてきて「明日を見つめて生きよう」という気力がみなぎってくるのです。


明るいピンクの「ローズ」と「マゼンタ」の違いは、その力強さ、タフさにおいて「マゼンタ」のほうが強力な効果が得られることです。

特に、離婚、不妊、流産や婦人特有の重い病気などで、心と体に同時に傷を負った人は、マゼンタに深く癒される事でしょう。

この色を求めている時は、どんな気持ちの時?

・愛されたい、甘えたい
・恋愛の始まり
・女性らしく可愛いらしく見られたい
・優しくしてほしい、かまってほしい

ピンクの色を使うと効果的なこと

・ホルモン活性化により、若返りや美容によい
・攻撃性を鎮める(優しい気持ちになる)
・心の傷を癒して、自分を愛する(自己受容)
・女性らしく、可愛いイメージになる

ピンクが好きな人のタイプ

ピンクを好む人は、愛情深く優しいタイプの人です。

男性ならば、フェミニンな柔らかいパーソナリティをもち、女性ならば、自分の女性性に受容的な人が多いでしょう。

恋愛に対して積極的な傾向も見られます。


また、恋愛のみならず、友愛や家族愛などを強く求めることもピンクのテーマになるため、家族や友人に満たされない思いがあると、恋愛中毒になる危険性も高いタイプです。

依存的な恋愛関係や家族関係には注意が必要です。


基本的には、美しいものが好きで、ゆるやかでゴージャスな生活を好む傾向があります。

上手に自分を甘やかす手段(おしゃれやグルメなど)を見つけることで、ピンクの優しい良い面がメンタルに生きてきます。

ピンクタイプの人との付き合い方は

色々な面において、ピンクの人は「愛」をテーマにしています。

愛したいという欲求がある分、愛されたいとも思っているのがピンクの人です。

世話好きだけれども、その分、感謝されたり認められたりもしたいのです。


基本的には、寂しがり屋が多いため、ピンクの人を無視したり、感謝の気持ちを表さないのは厳禁と心得ましょう。


ピンクタイプの人は、とても奉仕的な愛情の人もいますが、その愛に対して無感動や無愛想に対応してしまうと心を深く傷つけてしまいます。

ある日突然、怒りが爆発するなどということも起こりうるので、きちんと感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。


愛情深い感情の交流があると、ピンクタイプの人は、とてもやさしく相手を包み込んでくれるはずです。

可愛いものやおしゃれなものが大好きなので、出かけるときはショッピングなどに誘うのがオススメです。