茶色(ブラウン・ベージュ)の意味とは?

茶色 ブラウン brown

茶色というと、自然界では土の色を思い出します。

目に慣れている色で、ホッとする印象があります。

ガーデニングや庭いじりなど土を扱っていると、リラックスさせてくれる効果もありそうですが、そんな土色をした茶色はどんな意味があるのでしょうか?

茶色(ブラウン・ベージュ)の意味

色の意味 色のキーワード :

安定 堅実 安心 ぬくもり 落ち着き 保守的 包容力 忍耐力 地味 頑固 

 

茶色(ブラウン・ベージュ)は、自然界における大地の色です。

どっしりとした安定感と安心感を象徴します。

とてもナチュラルで気取りのない正直な温かさを伝えられる色です。


また、大地は確固たる土台を表すので、何かに集中したいときなどは、コツコツ頑張ることをサポートしてくれます。

茶色の構成には、赤みがあるため、気持ちを安定させながらも沈静化はしないという、「穏やかで温かみのある落ち着き」を与えてくれます。

 

もう少し詳しく見ていきましょう。


茶色(ブラウン)は、人に満腹感を与え、どっしりとしたゆらぐことのない安定した環境を実感させて、人を安心させる効果を持ちます。

そして、茶色は、自分の満たされない物質欲や所有欲を、茶色の重量感によって満足させたり、心にたまった不満を外に出さなければいけないことに気づかせてくれる色でもあるのです。


人工的で明るすぎる環境で強い光にさらされている人、大地の温もりや母の温もり、動物の体温に癒されることが少なくなっている人には、原始的な力強い癒し効果のある茶色が必要なのです。

ゆっくりと物事に取り組みたい人、しっかりとコツコツ働いてお金を貯めたい人、怒りを表にあらわさないで生きたい人にとって、茶色は精神安定剤のように機能するでしょう。


でも、使いすぎると頑固になりすぎるのでほどほどにしましょう。

 

この色を求めている時は、どんな気持ちの時?

・落ち着いた気持ちの時
・人生に刺激が足りていない(面白くない)可能性がある
・自然と親しみたい(緑色が春の新緑や夏の深緑ならば、茶色は、秋の実りなどの自然を表します)
・仕事や収入への充実感を感じている

 

茶色の色を使うと効果的なこと

・コツコツ続けられる忍耐力が増す
・貯蓄に向いている
・豊かさを感じられる
・気まぐれを静める

 

茶色が好きな人のタイプ

この色を好む人は、まわりに安心感を与えられる包容力のある人です。

また、成熟した精神をもち、何かを成し遂げて経済的安定を得ているタイプです。

家や家族への愛着や愛情が、強い人もいるでしょう。


仕事などに対しても、一つのところへの忠誠心が強く、コツコツと学び、自分の糧にしていける堅実なタイプです。

ただし、大地のようにどっしりと構え、落ち着いた印象を与える分、かなり、腰が重たい傾向もあります。


茶色タイプの本人は、自覚がないようですが、時々は軽やかな気持ちで他人の誘いに乗ってみると、世界を広げるきっかけになります。

 

茶色タイプの人との付き合い方は

一見すると地味だけれども、ちょっとやそっとのことでは揺るがないのが茶色(ベージュ)タイプの人です。

この人たちには、思い付きやいい加減な気持ちで物事を提案してはいけません。


きちんと根拠や裏付けを話すようにしましょう。

その分、一度信頼関係が出来ると長続きするタイプです。


また、比較的ゆったりした気質を持っているため、急かされることや、あれこれと質問をされるのは苦手です。

あまり、個性を出さないタイプなので、あれこれと質問したくなることもありますが、矢継ぎ早に聞くのは避けましょう。


リラックスした安心感のある関係が、このタイプの人を最も心地よくさせます。